ボールバルブとは?基本構造と役割
こんにちは、株式会社フジカナ・角田です。うちの会社は「クイックサプライ」というバルブ専門の通販サイトを楽天市場で運営していまして、短納期でバルブや工具をお届けすることを得意としています。
さて、今回はそんなバルブの中でも特に問い合わせの多い「ボールバルブ」について、サクッとお話ししようと思います。
ボールバルブっていうのは、その名のとおり球状のパーツ(ボール)を使って流体の流れを制御する仕組みを持ったバルブなんです。構造そのものは意外とシンプルで、外殻を支えるボディ、流れを止めたり通したりするボール、そして漏れを防ぐためのシートリングという三要素でできています。
これがなぜいろんな現場で使われるかと言うと、操作が簡単で確実なうえに、シートリングとの密着でしっかりシールできるからなんですよ。レバーをキュッと回すだけで開閉できるので、作業がスピーディに進むんです。そういう使いやすさが評価されて、住宅設備から大きな工場、プラントまで本当に幅広く導入されています。
ボールバルブ フルボア レデューストボア 違い|特徴と用途を比較
ボールバルブには大きく分けて「フルボア」と「レデューストボア」の2種類があります。ボール内部の穴(通路)が配管の内径と同じくらいのサイズになっているのがフルボアで、ちょっと小さくなっているのがレデューストボアなんです。
「じゃあ何が違うの?」ってところですが、フルボアは配管径とほぼ同じ穴だから圧力損失が少なく、粘度の高い流体や固形物が混ざっている流体でもスムーズに通せるんですね。とにかく流れを妨げにくいのがメリットで、清掃もしやすいから、高圧や高粘度の環境ではフルボアがよく選ばれています。ただ、大きい分コストがかさんだり、バルブ自体も場所を取ったりするので、その点は要注意です。
一方のレデューストボアはフルボアに比べると構造がコンパクトにまとまるので、価格を抑えられる傾向にありますし、設置スペースが限られている場所でも使いやすいんです。ただ、内径が配管より小さいぶんどうしても圧力損失が発生しやすいので、高粘度や高圧の現場だとちょっとパワー不足になりがちかもしれません。低粘度の流体や、圧力損失が多少あっても大丈夫な設備ではむしろレデューストボアのほうが費用面などでメリットが大きいです。
弊社のクイックサプライでも、このフルボアとレデューストボアの両方をそろえていて、お客様からスペックや用途をうかがいながら、一番合いそうなバルブをご案内しているんですよ。
フルボア レデューストボア 使い分けのポイント
「じゃあ具体的にどうやって選べばいいの?」とよく質問されるんですが、実はそんなに難しくありません。まずは扱う流体が高粘度なのか、固形物が含まれているのか、あるいはかなりの高圧がかかるのかをチェックしてください。粘度や圧力が高いならフルボアを選んだほうがトラブルも少なくなるはずです。配管内を掃除するピグ清掃もやりやすいので、メンテナンス時にもラクですよ。
一方で、そこまでの流量や圧力を必要としないなら、レデューストボアでも十分なケースが多いです。むしろコストダウン効果も期待できるので、工事全体の予算をおさえたいならレデューストボアを検討してみる価値があるでしょう。「少しでも早く工事を進めたい」「今すぐバルブが欲しい」という現場もあると思いますが、うちの通販サイトでは在庫をできるだけ豊富に確保しているので、ぜひ気軽にご相談いただけると嬉しいです。
ボールバルブの使い方とメンテナンス|長寿命を実現するために
ボールバルブは、レバーやハンドルを90度ほど回転させるだけでガッチリ閉められたり、全開にしたりできるので、初心者さんでも操作しやすいです。ただ、日々のメンテナンスはやっぱり大事で、シートリングやボール表面の汚れがたまってくると開閉が重たくなったり、最悪の場合シール不良を起こしたりします。特に高温高圧の現場や化学薬品を取り扱う場所なんかは、バルブの耐熱・耐食性をちゃんと確認しながら定期的に点検や清掃をしてあげると安心ですよ。
弊社の「クイックサプライ」は工期に迫られているお客様からバルブ交換用の製品をお求めいただくことも多いんですけど、短納期で発送できるよう在庫品をなるべく多めにそろえています。急に「あ、バルブ壊れた!」ってなったときも諦めずにご連絡ください。メンテナンス計画をきちんと立ててバルブを交換していけば、安定した運用を長く続けられるはずです。
まとめ|最適なボールバルブを選んで設備を効率化
というわけで、ボールバルブの基本からフルボアとレデューストボアの違い、それぞれの使い分けやメンテナンスのポイントまでざっくりお話ししてきました。大事なのは、流体の特性と配管設計の要件をしっかり把握して、フルボアかレデューストボアかをしっかり見極めることです。高粘度や高圧の現場ならフルボアが威力を発揮しますし、コストや設置スペースを抑えたいならレデューストボアがちょうどいいんじゃないでしょうか。
うちの株式会社フジカナでは、こうしたボールバルブの選定や在庫状況について、いつでもご相談をお受けしています。楽天市場「クイックサプライ」の通販サイトを運営し、短納期での配送に特化しているので、「すぐにバルブが欲しい!」という方はぜひ一度お問い合わせください。適切なバルブを導入して、定期的にメンテナンスを行っていただければ、きっと長期間にわたって安定した性能を発揮すると思います。この記事が皆さんの設備選定や工事のスムーズな進行に役立てば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

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